チェックしたわけじゃないけど、中古バイクの場合フォークオイルが汚れている場合は多い。個人売買ならなおさら。
漏れは見当たらないのでオーバーホールではなくオイル交換。
まずはフロントを浮かせます。アンダーカウルは外さなくてもOKでした。
センタースタンドを立て、パンダグラフジャッキでリアタイヤが接地するまでジャッキアップ。


フォークパイプキャップを外すと六角穴。
たまたま取り置きしてあった高ナット(何に使われてたのか今となっては不明)がピッタリフィット。こいつを緩めておく。


ドレンボルトを外すと勢いよく古いオイルが流れ出す。


やはりと言うべきか予想どおりの汚さです。
ゼルビスのフォークオイル量は302cc、油面は127mmですが、ペットボトルに抜き取った量でマジック線を引き、同量を注ぎ入れる事とします。


入れたのはヤマハのサスペンションオイルG10。
余り物。綺麗な透き通った赤色をしていますが写真撮り忘れ。

ここまで来てハンドル取り外し。フォーク内のカラーが取り出せませんでした。カラーを抜き取っておかないと、エア抜き時カラーがハンドルに当たってしまう。

前輪を上下にシュコシュコ動かしエア抜き。
もう一つのジャッキを使いフルボトム状態を維持。
ざっくりと油面を測ってみます。
フォークが垂直じゃないこともあり規定値は無視し、左右がおよそ一致していたので良しとします。

もと通り組直して終了。
あとやりたいことはタイヤ交換。
トレッド面は綺麗なのにサイドウォールの亀裂がちょいと深めだ。