シート下から出てきた仕様説明書に電気配線図が記載されてます。
じっくり眺めてるとテールブレーキランプのポジション灯とスピードメーター照明ランプが点灯しない?おそらくワイヤーの色からみて赤丸の部分が繋がっているのではないかと思われる。
改めて配線図から電気の流れを追ってみます。
①マグネット(黒黄)・・・点火
→イグニッションコイル
②マグネット(白赤)・・・充電
→バッテリー及びブレーキランプ、ウィンカー、オイル警告灯、
ニュートラルランプ
③マグネット(黄白)・・・灯火
→ヘッドランプ(Hi/Lo)、スピードメーター照明ランプ、
テールランプ(ポジション)
PV50は6V車でレギュレータ無し。②の電気系統はバッテリーが電圧調整の役割を担ってます。したがって、バッテリーに負担がかかり交換サイクルが短くなる。ケチってバッテリー交換しないと、各電球が切れる。でもケチりたい。
現状を把握したところで、レギュレーターを入れたいと思います。

ミニモト 6Vレギュレーターです。
レクティファイヤーとは排他的となり交換します。説明書が入ってなかったので各端子不明だが、写真のように接続した。エーモン カプラー4極 (ロック式) 250型 1124がぴったりはまります。
バッテリーはコンデンサで代用
耐圧25V4700μFを4個並列接続

ケースはダイソーのステンレス(蓋はタッパーみたいな物)。
コンデンサーは破裂すると上部から抜けるので写真のように収めました。
メーター内の3つの電球、オイル警告灯、照明ランプ、ニュートラルランプをLED化

お手軽に定電流LEDを使用。駆動電圧4.5~18V。拡散キャップ。
ナス球ソケットに収めることができた。簡単に元に戻すことが出来ます。
ついでにメーター照明LEDを追加します。ケース裏下部にちょうどいい穴が開いている。
追加LED有りと無しの比較

多少マシになった・・・のか?
ウィンカーリレーの作成
メーター内のオイル警告灯はウィンカーにも連動しています。
これをLEDに交換したためか、ウィンカーがうまく作動しなくなりました。
ノーマルのリレーはコイル、コンデンサ仕様。

ワット数が変化すると使えません。タイマーICを使ったリレー回路(NE555の発信回路)がネットで出てるので作成。

トランジスタが手に入らなかったので適当にコレクタ電流が同じものを選択。
LEDウィンカー
上記リレーではノーマルの6V8W球2個(前後)を点滅させることはできなかった。もともと12V用で6Vでの使用は想定されていないのかもしれない。片方外して1つなら点滅可能。おそらく6Vで作動させているので電力が足りないのだろう。ウィンカー球をLEDにします。

手持ちの貧弱な3mm砲弾型LEDを6個。光量的に頼りないけどノーマル電球よりは全然いい。同じものを4個も作るのはめんどい。消費電力が減ったので、ちゃんと前後で点滅します。
LEDテールランプ
ノーマルではとてもとても暗い。ブレーキランプが見にくいと追突される危険もあるので、LEDで作成。
ヘッドライト以外全部交換してしまった・・・。ヘッドライトも暗いので交換したいが、あまり夜間に乗る機会も無いのでそのまま。今回おこなった変更はすべてノーマルに戻すことが出来る。
シート下もスッキリしている方だと思います。