2014年5月29日木曜日

PV50 エンジン始動

とにかくエンジンが動かなければただのゴミ。
現状ではスロットルが動かない。
キックは降りるのでシリンダーは大丈夫そう。
やっぱりキャブが原因だろう。


スロットルが動かないので、まずはスロットルグリップをチェックしてみます。下側から2本のビスを外すと上下2分割



グリップはスルスル動きました。
原因はキャブレター側にあるようです。




左サイドカバー取り外し。ボルトがありませんでした。





エアクリーナボックスを固定しているボルトを取り外す。下側はサイドカバー共締め。





キャブレターとエアクリーナーボックスの取外し完了。




スロットルの固着原因がここにありました。スロットルバルブというよりニードルジェットがひどい。キャブのフロート室がやばいんじゃなかろうか。




キャブレター非常に汚い・・・ベントチューブが割れてます。




エアクリーナーボックス。エレメントは朽ちてました。




エレメントです。厚さ20mmの汎用エレメントで作れそう。





フロート室を開けてみて、思ってたよりもずっと綺麗でした。


メインジェットは大丈夫でしたが、
パイロットジェットが詰まってました。
0.3mmのピアノ線で貫通。
フロートは水に沈めて穴が開いてないか確認。


掃除がすんだら元通りに組み立て。
エアスクリューは仕様説明書に書いてあった2回転戻し。
スロットルバルブとジェットニードルも磨きました。
キャブが綺麗になるとエンジンがかかるかどうか試したい衝動にかられる。
キャブを車体に戻し、スパークプラグをチェックしてみます。


取外したスパークプラグ。BP5HS・・・
標準はBP6HSだが手元に無いため、これをそのまま使う。



写真では分かりにくいが、いい感じで火花飛んでます。




コンプレッションテスト。
メーカの数値がわからないが、これだけあれば十分かな。スパークプラグを元に戻します。




キックすること数回。あっけなくエンジンかかりました。
エアクリーナーが無くキャブの吸気側に木綿布をかぶせた状態なので、
あまり長い間かけっぱなしには出来ません。
音を聞く限りチャンバーやマフラーに大きな穴もなさそうです。
エンジンの調子はよさそう。 やっぱりエンジンがかかると嬉しい。
ゴミにならずに良かった。一安心。

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