2013年12月1日日曜日

1490UⅡ 日本語化

用意するもの
・RAM増設したPC-E500系ポケコン
・レベルコンバータ(自作)
・ポケコン用ソフトウェア
 (set、PLINKC、HMF、DEVICE、SCRNJPN、恵梨沙フォント、JFP)
・PC用ソフトウェア(APLINKS for Win32)
・USB-シリアル変換ケーブル(ELECOM UC-SGT)使用可能

RAM (E:)の確保が後々出来なくなるため、先に確保しておきます。
(64KB確保する場合)
   INIT "E:64K"


1.通信設定

[[ ポケコン側 ]] ノーマルクロックで設定
入力画面表示
通信設定確認OPEN$  
通信設定
※1
POKE &BFD35,0,255,0,80
OPEN "9600,,,,,,,X":CLOSE
  
受信待機LOAD
※1.baud rate 9600、フロー制御をXon/Xoff。
   通信エラーが起こる場合 baud rate を下げていく。

[[ PC側 ]]
ハイパーターミナル起動
新しい接続で適当な名前を付け、
   接続方法:COM?(レベルコンバータを接続したCOMポート番号)

[ファイル]→[プロパティ]
[ポートの設定]      [設定]          [ASCII設定]


[エンコード方法]
   Shift-JIS(S)

2.SET.BASのインストール

マシン語エリアを簡単に確保するプログラム

[ハイパーターミナル]→[転送]→[テキストファイルの送信]→"SET.BAS"
注)転送が終わってもポケコン側にプロンプト(">")が表示されないときは、
パソコンで[CTRL]+[Z](EOFコード)を入力する。

転送が終わったらポケコン側で
   RUN [RETURN]
16KB確保したいときは16Kと入力

3.PLINKとAPLINKS for Win32

ハイパーターミナルの転送ではマシン語ファイルの転送が行えない。
PLINKとAPLINKS for Win32を使えば、ポケコン側からPCのディスクを
"L:"ドライブとして扱える。

PLINKC.BASを転送(SET.BASを転送したのと同じ方法)
   RUN [RETURN]   →"S1:"に"PLINK.SYS"が作成される
   INIT "L:5"

[[ APLINKS for Win32 ]]
[設定]→[環境設定]
通信速度をポケコンの通信速度に合わせる

仮想ドライブ容量を512KBに設定


ポケコンから見たいディレクトリを開き、接続をクリック。ポケコンに
   FILES "L:"
と打ち込めば、仮想ドライブを見ることが出来る。

重要)切断するときは、必ず以下をポケコンで実行
   INIT "L:D"

4.HMFのインストール

HMFはファイラーです。

PCでAPLINKSを起動し、HMFのアーカイブの中身を仮想ドライブに
読み込んでおきます。ポケコンに
   LOADM "L:HMFINST"
   CALL &BF000
   COPY "L:HMFMDL.SYS" TO "S1:"
これでインストール終了。

起動は
   INIT "HMF:"

S1:にコピーした"HMFMDL.SYS"はHMFに付属のBLK2TOPでスロットの先頭に移動しておく。
   LOADM "L:BLK2TOP":CALL &BF800"S1:HMFMDL.SYS

[ PF5 ]キーへの登録
   KEY5,"INIT"+CHR$(&22)+"HMF:"+CHR$(&22)+CHR$13

5.SCRNJPNのインストール

PCでAPLINKSを起動し、DEVICE、SCRNJPN、恵梨沙フォントのアーカイブを仮想ドライブに読み込む。

HMFを起動し"L:"上の"DEVICE"の上でXキーを押す。
   (入力) DEVICE SCRNJPN.DVF

美咲フォントの導入
”MSKG13KU.FNT" をS1にコピーし "SCRNJPN.FNT" にリネーム
(※恵梨沙フォントを使う場合は "elisap10.fnt" をS1にコピーし "SCRNJPN.FNT" にリネーム)
"SCRNJPN.FNT" は "HMFMDL.SYS" と同様にはBLK2TOPでスロットの先頭に移動しておく。
   LOADM "L:BLK2TOP":CALL &BF800"S1:SCRNJPN.FNT

実行は
   INIT"SCRN:JS"
※文字化けの時も実行する。(所有機では頻繁に使います)
[ PF4 ]キーへの登録
   KEY4,"INIT"+CHR$(&22)+"SCRN:JS"+CHR$(&22)+CHR$13

6.JFPのインストール

PCでAPLINKSを起動し、JFPのアーカイブの中身を仮想ドライブに読み込んでおきます。ポケコンに
   POKE &BFE03,&1A,&FD,&B,0,&2C,0
   CALL &FFFD8
   LOADM "L:JFPINST"
   CALL &BD000
S1 に "JFP.SYS" というメモリ・ブロックが作成されていればインストール終了。

"JFP_TAN.DIC" と "JFP5K.DIC" の2つのファイルを S1 にコピーする。
"JFP5K.DIC" を "JFP.DIC" にリネームすると日本語が使えるようになる。

※表示がおかしいときは
   INIT"SCRN:JS"
を実行する。

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その他のプログラム
・SET.BAS    1838             機械語領域確保
・M-AREA.BAS  185             機械語領域のアドレス表示
   転送しただけではLOAD時にエラー(LOADはされている)がでるので、
   再保存する。
・カンイモニタ.BAS   1006        BASICによるモニタプログラム
・GMON.     1235 &BE000 - &BE4C2  銀行君モニタ ver1.03
・KTERM.      3480 &BD000 - &BDD87  日本語ターミナル ver3.01
・ASM.      4469 &BEA9B - &BFBFF  アセンブラ
   ASM.BASを読込、RUNで実行。その後 SAVE M "E:ASM",&HBEA9B,&HBFBFF,&HBEA9B

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