G850V スピーカー内臓

BASIC言語とC言語でBEEP命令が使えるようになる。

ポケコン本体裏側、中央上にNAMEと書かれたシールを剥がすとφ２０程の窪みがある。ここにスピーカー取り付けます。

JUNK品のワンダースワンからスピーカーを貰う


６ヶ所のネジを取り外す（要トルクスドライバー）


スピーカーは両面テープで固定。半田を溶かし、リード線ごと取り外します。


PC-G850V分解前に動作チェック。
１１ピンコネクタの３番と７番に接続し、
　　　BEEP 3[RETURN]
ピー、ピー、ピーと３回鳴ればOK


リード線を通し、スピーカーを押し込む。


BZ+、BZ-というランドに半田付け。


ついでにDCジャックのリード線を入れ替えてセンタープラス仕様に変更。
秋月のACアダプターが使える。


完成。

BEEP命令

BASIC：BEEP n,s,d
C言語：beep(int s,int d,int n);
　　　n:回数・・・・・0～65535
　　　s:音階・・・・・0～255（小さいほど高音　230Hz～8kHz）
　　　d:音の長さ・・・0～65535

音階表（G850）参考

	s	周波数	s	周波数	s	周波数	s	周波数
ラ#							246	233.1
シ							232	246.9
ド	218	261.6	105	523.3	49	1046.5	21	2093.0
ド#	206	277.2	99	554.4	46	1108.7	19	2217.5
レ	194	293.7	93	587.3	43	1174.7	18	2349.3
レ#	182	311.1	87	622.3	40	1244.5	16	2489.0
ミ	172	329.6	82	659.3	37	1318.5	15	2637.0
ファ	162	349.2	77	698.5	35	1396.9	14	2793.8
ファ#	152	370.0	72	740.0	32	1480.0	12	2960.0
ソ	143	392.0	68	784.0	30	1568.0	11	3136.0
ソ#	135	415.3	64	830.6	28	1661.2	10	3322.4
ラ	127	440.0	60	880.0	26	1760.0	9	3520.0
ラ#	119	466.2	56	932.3	24	1864.7	8	3729.3
シ	112	493.9	52	987.8	22	1975.5	7	3951.1

s = （1300000÷周波数－166）÷22

音の長さは周波数で指定する。
ラの音を１秒間鳴らすには
　　　BEEP 1,127,440[RETURN]
とします。（誤差あり）
ちなみに、テンポ６０では４分音符の長さが１秒